南アフリカを旅行する人にとって心配なのが,南アフリカの電源プラグの形状なのではないかと思います。
それでググってみると,どうやらB3Lという南アフリカ独自の電源プラグが採用されていることに気が付きます。
ときどき海外旅行に行く人であれば,複数のプラグ形状に対応したマルチ電源アダプターを持っている人は少なくないですが,この南アフリカ独自の巨大な3本のプラグがついたB3Lにまで対応する電源アダプタ―は存在しません。
それで,B3Lのみに対応した電源変換アダプターをAmazonで調べてみると,結構な値段がします。この記事の執筆時点で,1400円程度で販売されています。
それに,複数人で旅行する場合には部屋が分かれることも考えられます。そうすると,それなりの個数を入手しなければなりません。
では,南アフリカを旅行するためには,このB3Lの電源変換アダプターを購入するしかないのでしょうか。
B3Lタイプの電源変換アダプターを購入する必要はない
結論から言うと,B3Lタイプの変換アダプターを購入する必要はありません。
確かに南アフリカの宿舎の壁に付いている電源プラグの形状はB3Lが主流です。
B3Lとは下写真のようなプラグ形状で,それぞれの穴のそばに電源をOn/Offできるスイッチが付いている場合がほとんどです。赤だとOnです。最初,それに気づかずに充電が始まらなくて戸惑うことがありました。
確かにこのB3Lタイプがほとんどなのですが,部屋には必ずといっていいほど,国際的によく使われているCタイプの電源コンセントが付いています。
これはなぜかというと,南アフリカでも小型の電子機器などはCタイプの電源プラグであることが多いからです。それで,キッチン周りの電源を探してみると,Cタイプの電源が一つぐらいは付いていることが多いです。
また,ホテルやコテージなどは,南アフリカの電源が特殊であることを分かっていますので,Cタイプへの変換アダプターを備品として備え付けていることも多いです。
こんなタイプの電源アダプタ―がついていることもあります。
さらに,もっと大きなホテルであれば,国際的なグローバルモデルの電源も備えていることがありますので,日本の電源プラグもそのまま差し込めることさえあります。
結論:Cタイプへの変換アダプターを買っていけばOK
それで結論としては,南アフリカ専用の電源変換アダプターを購入する必要はなく,汎用的なCタイプへの変換アダプターを備えた,次のマルチ変換プラグを買っておけばOKです。
これなら海外150か国以上に対応していますので,南アフリカ以外に旅行する際にも活用でき,無駄がありません。
また,上記の商品のように,USBポートを備えているのは非常に便利です。なぜなら,そのままiPhoneなどの電子機器をUSB充電できるからです。それで,電源プラグ部分を持っていく必要がなくなり荷物が減ります。
万が一B3Lしかない宿に遭遇したら
これまで10件以上に宿泊して,B3Lタイプしかない宿に遭遇したことはありませんが,万が一,Cタイプの電源がなかったとしても心配する必要はありません。
南アフリカでどの町にもある一般的なスーパー(SPARとかPick n Payとか)で,必ず電源プラグの変換アダプターを売っています。
価格も画像にある通り,32ランド(約250円)とかですので,それを買うこともできるでしょう。
電圧は220Vなので特に意識する必要なし
スマホやタブレット等は,たいていの場合,100Vでも220Vでも問題なく充電できるように設計されていますので意識する必要はありません。変圧器を用意する必要もないでしょう。
変圧器が必要とよく言われるドライヤーなどは,たいていの場合,備え付けてあります。心配であればホテルにメールで尋ねてみましょう。
適当ですが,こんな感じのメールを英語で送ってみれば教えてくれるのではないでしょうか。
まとめ
南アフリカに数週間旅行するだけであれば,B3Lタイプの電源変換アダプターを購入する必要はありません。Cタイプに変換できるマルチ電源アダプターを購入しておけば大丈夫です。
以上,南アフリカの電源プラグの形状に関する情報でした。皆さんの旅行を準備する際に役立てば幸いです。
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