東京で久しぶりに親族と遊ぶ予定だったのですが,あいにくの雨。
特に目的地は決めていなかったのですが,急きょ思い立ったのが,『ヱビスビール記念館』の見学です。
これが思いのほか満足度が高かったので,レポートしたいと思います。特に,雨の日におすすめの大人の遊び方です。
『ヱビスビール記念館』へのアクセス
ヱビスビール記念館は,恵比寿駅から徒歩10分のところにあります。
恵比寿ガーデンプレイスに隣接した建物です。
しかも驚きなのが,ずっとアーケードの中を通っていくため,傘をさす必要がありません。動く歩道も連続的に設置されているため,徒歩10分と言っても,全く疲れることはありません。
ヱビスビール記念館は,こんな感じの入り口になっています。ちょっとした高級ホテルのようなたたずまいです。
入口を入るとすぐにエビスビールの缶でできたモニュメントがお出迎え。
ヱビスビールの見学ツアーを申し込もう
大勢で行く場合には,事前に予約しておいた方が良いですが,基本的には予約なしでも入れます。
ただし,1時間に2回開催で,1回の定員は16名までとなっています。ツアーの所要時間は40分です。
入口すぐのカウンターではなく,階段を下って進んだ先に,ツアー申込用のカウンターがあります。各時間帯の申込の可否もモニターに表示されています。
1名あたり500円を払うと,ツアー用のバッジを渡されます。
その後,ツアー開始まで,ラウンジで待つように案内されます。
ラウンジの近くにはジオラマ模型があり,昔のエビスビールの工場があった時代を再現しています。
しばらくすると,ツアーガイドのお姉さんがやってきてご挨拶です。笑顔が素敵です。待っている一組一組に丁寧に声をかけて挨拶しておられました。ブランドを背負っているだけあり,とてもよいホスピタリティです。
ヱビスビール記念館ツアーの内容
これは実際に体験していただくのが一番良いと思いますが,最初の20分程度で歴史の説明があります。ツアーガイドさんは原稿などを見ることなく,よどみなく話されるので感心です。
おまちかねの試飲タイム
ひとしきり説明を聞いたら,あとはお待ちかねの試飲タイムです。
まずは,スタンダードなエビスが提供されます。おつまみは乾燥した塩えんどう豆です。
経験したことのないほどクリーミーな泡は,驚きでした。
続いて2杯目は琥珀(こはく)エビスでした。時期によって内容は異なると思います。香りが良いのは入れてすぐとのことですので,急かされるようにして飲みますが,やはり美味しいです。
16人がV字型になったテーブルで試飲するのですが,その間もツアーガイドのお姉さんはよどみなくしゃべり続けます。それで定員が16名なんですね。
最後に,缶ビールでも美味しく飲める注ぎ方を教えてくれます。これは実際にツアーに参加して学んでみてください。実演してくださるのですが,びっくりするほど完璧な泡立ちを缶ビールでも作ることが出来ていました。
次のツアー客との入れ替えがあるので,あまり長居はできません。20分弱で2杯を飲みきるには,けっこう早いペースで飲む必要があります。あくまで「試飲」ですので,のんびりと楽しむというイメージは持たないほうが良いでしょう。
おまけ
ツアー終了後にショップを見て回っていると,レアなパッケージのエビスを発見しました。
ごくわずかな確率でしか出回らないと言われている,タイのしっぽがビクから出ているバージョンのラベルです。これを発見すると幸せが訪れる(?)ようです。
以上,ヱビスビール記念館で見学ツアーに参加してみたレビューでした。特に,雨の日や,あまり外を歩きたくない日には最適なスポットだと思います。ぜひ機会を見つけて訪れてみてください。
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