結論から言うと,ドンムアン空港でGRAB Taxiは普通に使えます
色々な情報を見ていると,ドンムアン空港ではGRAB Taxiを捕まえるのが難しいなどという情報が書き込まれているのですが,結論から言うと,そんなことは全くありませんでした。
しかし,GRABならではの注意点もいくつかありましたので,記録しておきたいと思います。
タイのSIMを日本にいるときにAmazonで買っておくべき
これは結構重要ですが,空港に到着すると疲れていますし,時間も限られています。現地でSIMを販売している店が,そのとき営業しているかどうかも分かりません。
それで,無駄なリスクを背負わないためにも,日本にいるときにAmazonで購入しておきましょう。しかも,日本で買ったほうが安いです。
飛行機が着陸した後の待ち時間のうちに,スマホのSIMを入れ替えておきましょう。
また,無料通話なんていらないと思っていたのですが,GRABに登録する際など,SMSでのやり取りがあるので,わりと重要でした。
8日間以上滞在するなら,2枚セットで買っておくとお得です。
到着したらまずは入国審査を通過しよう
到着したら,入国審査を通過しましょう。ここでなるべく早く審査の列に並ぶことが重要です。中国からの団体客なども大勢並びますので,ここでのスピードが,入国審査の待ち時間を1時間ぐらい節約できることもあります。
入国審査カードも,機内でもれなく記入しておきましょう。空欄があると通してくれませんので,情報の精度よりも,きちんとすべての欄が埋まっていることの方が重要だと思われます。
ドンムアン空港に到着した後の入国審査前の看板。並ぶレーンが3種類あり,タイ人専用,ASEAN加盟国専用,外国人の3種類ですので,間違えずにすぐに列に並べるよう心積もりしておきましょう。数分で100人ぐらい並んでしまうこともあるので,スピードが重要です。
日本人は,「FOREIGN PASSPORT」と書いてある看板に従って進んでいけばOKです。
ASEANと書いてあるのは,東南アジア諸国連合に加盟している国のみですので,そこには並ばないでください。もし間違えて並んだとしても,門前払いにはならないようですが,もし振り出しに戻されたら1時間はロスします。
入国審査を終えたら,荷物の受け取り,両替,トイレを済ませておく
無事にドンムアン空港の入国審査を終えたら,飛行機に預け入れていた荷物を受け取りましょう。
両替もこの時行っておくのが良いでしょう。基本的にはクレジットカードを使うつもりでも,1週間の滞在で少なくとも3万円分ぐらいの現金は必要です。ここで両替しておきましょう。高レート交換所の情報などもありますが結果的には数百円の違いですので,店を探す手間の方がかかります。空港で両替しておきましょう。
入国審査後には1Fに降りる階段へと進んでいくことになります。1Fには,写真に見える通り,ちょっとした売店が並んでいます。
向かって右前方には,両替所がいくつも並んでいます。どれも同じレートですので,一番愛想のよい店員さんのところで両替しましょう。
さらに,右手奥には無料のトイレもありますので,ここで済ませておきましょう。バンコク市内のトイレだと,5バーツぐらい取られることも多いです。
割とすいていますし,東南アジアにしては普通にきれいなトイレです。バンコク市内まで1時間程度ありますので,ここで行かない手はないと思います。
左手が出口方面です。緑色の看板が税関ですので,そこに向かいましょう。
ここが初心者だと結構わかりにくいポイントなのですが,税関で申告する必要がない人は,「Nothing To Declare」(申告するもの無しという意味)と書いてある看板の方に進みましょう。
これで無事にドンムアン空港の入国手続きを終えることが出来ました。
ここからは,GRAB Taxiを呼ぶ方法です。
タイのSIMの電話番号を使ってGRABに登録する
SIMには電話番号が書かれていますので,それを使って,GRABのアプリ登録を完了させてください。入国審査待ちの時間を使っても良いかもしれません。GRABへの登録方法は特に難しくないので割愛させていただきます。
この時,クレジットカードも登録しておくと使い勝手が良いです。両替直後には小額紙幣を持ってないことが多いですし,タイバーツの扱い方にもまだ慣れていないでしょう。
GRABを呼ぶために,ターミナルの出口付近まで行く
GRABは呼んでから3分ぐらいで来ます。早朝5時でもそんな感じでした。
それで,ゲート番号を見ながら,5番とか6番のあたりを目指して進んでください。
この写真でいうところの突き当たりまで進んで下さい。そこに小さなカフェがあるので,少し休憩するのも良いでしょう。
写真では小さくて見えにくいですが,入り口のドア上部に「5」と書かれています。これが5番ゲートの意味です。
心の準備が整ったら,GRABを起動し,GRAB Taxiを呼んでみましょう。Uberを使ったことのある方なら使い方に迷うことはほとんどないと思います。
GRABを呼ぶ地点を地図の現在地から指定しますが,ゲート番号に吸い寄せられる感じで地点を指定することになりますので,5番ゲートを指定して呼ぶのがおススメです。
ちなみに6番ゲートは一般のタクシーが並んでいるエリアだったため,GRAB Taxiが止まりにくかったようで,「5番ゲートまで移動してくれないか」と言われました。
もちろん,相手もこちらの現在地情報を知ることが出来ていますので,出会えないことはほとんどないと思います。
GRABを待っている間に他のタクシーに乗らないように
GRAB Taxiを待っている間,スーツケースを持ってウロウロしていると,流しのタクシーが,さもGRABの運転手であるかのような顔をして声をかけてきます。
悪意があるわけではないと思うのですが,とにかく「OK,目的地分かるから乗れ乗れ」みたいなことを片言の英語で言ってきます。それで,うっかり間違えて乗ってしまわないようにしましょう。
GRABアプリには,自分が呼んだドライバーの車のナンバーが表示されていますので,その4ケタの車のナンバーが合っているかどうかを確認するのは大切です。
到着まで特に会話する必要はなし
お互い英語を喋れるなら良いですが,そうでないなら,疲れていると思いますのでバンコク市内まで約1時間,仮眠をとっても良いと思います。道もきれいですので,とても快適でした。
こうして無事に,ドンムアン空港でGRAB Taxiに乗ってバンコク市内まで行くことができました。
料金はバンコク市内(ファランポーン駅)まで,400バーツ程度だったと思います。後日のクレジットカード会社からの請求は,1,524 円でした。車は快適でしたし,無理して流しのタクシーや列車に乗ったりする意味は特にないと思います。
他にも書ききれていないことがありますが,ご質問等があれば,ぜひコメント欄に書き込んでください。すぐにお答えいたします。
以上,ドンムアン空港でGRAB Taxiを使う方法でした。
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