ジパングトラベルの評判は？早朝ツアーに参加してみた

ドンムアン空港に早朝到着したため，ホテルのチェックインまでの時間を利用して，早朝発の半日で回れるオプショナルツアーに参加することにしました。

色々と調べてみたのですが，早朝におすすめなのは水上マーケットツアーです。（というか他に選択肢がない）

日本人向けの水上マーケットツアーは高い

調べてみると，VELTRA（ベルトラ）のオプショナルツアーがよく目につきます。

各種オプションがありますが，半日のツアーで1100バーツ～(約3700円～)といったところではないでしょうか。ビックリするほど高くはないのですが，ちょっと日本人価格が上乗せされている感は否めません。

それと，ホテルに迎えに来るというのが標準なので，到着日に参加するのが難しいです。空港送迎プランだと3000バーツ以上に跳ね上がります。

そこでさらに調べていくと，ジパングトラベルという観光会社がやっているツアーを発見しました。

価格はなんと，250バーツ(約825円)です。※現在は300バーツになっているようです。

しかも現地集合なので，到着日に参加するにはうってつけのようにも思います。

しかし，あまりに格安なので，評判が気になるところです。

ジパングトラベルがツアー携行会社を斡旋してくれるシステムの模様

まずは，ジパングトラベルのウェブサイトから問い合わせメールを送り，自分の希望日にツアーが開催されるかどうかを尋ねます。

すると，料金振込の案内と，「重要事項ランプトリ」という同意書に署名をして返送するように案内されます。

それを完了した旨を返信すると，参加証のバウチャーが送られてきます。これを印刷して持参しましょう。

ツアー催行会社はMAM TOURという会社であることがこの時点で分かりました。

ツアー携行会社MAM TOURの評判に震える

トリップアドバイザーなどの評価コメントを見ていると，MAM TOURの評判がお世辞にも良くないことに気づいて焦ります。

This is the worst tour ever. Please do not scammed by its popularity (which I don’t know why!)because tourists deserve a better travel guide than mama tour! We were treated like we were invisible and with so much hatred by the driver who ignored us AT ALL TIME whenever we asked for more informations such as pick – up time,places of attraction, and drop – off place.

日本語で要するに…「過去最悪だった！」みたいな評判です。

実際に参加してみた感想

結論から言うと，評判に書き込まれていたようなことは全くありませんでした。海外のツアーならこんなもんだろうな，という感想です。

元々，ツアー携行会社には交通以外の要素を期待していませんでしたので，私的には満足度は高かったです。

片道1時間半の距離を運転してもらって，水上ボート（スピードボート）も含んで，800円程度ですから，文句を付ける余地は全くありませんでした。ちなみに，現地での手漕ぎボートは任意で150バーツ払って乗ります。

ジパングトラベルの集合場所

地図で以下の場所をブックマークしておきましょう。ジパングトラベルの事務所の前ということですので，特にランドマークはありません。

GRAB Taxiを使って移動すると，場所の説明を省くことができてよいと思います。

ちなみに，ジパングトラベルの事務所自体は細い路地の奥にありますので，実際に事務所が見えるわけではないです。

有名なカオサン通りの一本北側の通りになります。

スーツケースなどの手荷物を預けるには，ファランポーン駅の手荷物預かり所がおススメです。

GRAB Taxiで空港からファランポーン駅まで送ってもらった後，GRABの運転手には駅周辺を回遊して待っておいてもらい，再び乗せてもらうというのも手です。ファランポーン駅から集合場所まではGRAB Taxiで110バーツ程度です。

手荷物を預けるのに要する時間は10分ぐらいですので，ロータリーを一周してもらえば再び乗降場所で出会えるでしょう。

集合場所に早めに着いたら

集合場所には少し余裕をもって到着しておきましょう。歩いて50mほどのところに，マクドナルドやBURGER KINGなども24時間営業しています。

ジパングトラベルでのツアーの様子

集合時間になると，現地のタイ人と思われる若い女性のツアーガイドがやってきました。集合場所には，日本人の女性客がもう一人待っていました。

早朝ですので，仏教徒がオレンジ色の衣を着て托鉢（たくはつ）という修業をしておられたりもします。早朝の新宿のような臭いが立ち込めており，東南アジアに来たことを実感できます。

そして，印刷しておいた参加バウチャーを確認されたのち，ついて来いと言われます。100mぐらい歩いたでしょうか。

裏道を通り抜けると，カオサン通りにひょっこり出てきます。そこで待っていた他の外国人観光客20名程度と合流します。

そして，集合場所で，どのツアーに参加するかを示すカラーシールを胸に貼りつけられます。

これがツアーで使われる15人乗りのトヨタハイエースです。バンコクの街中を走っているツアーバスは大抵このタイプでしたので，車の快適さという意味では，そんなに差は出ないかと思いました。

最後列には4人が詰めて座るので，外国人女性客に挟まれてちょっと気恥ずかしい感じもありました。

バスは「評判通り」なのですが，かなりスピードを出します。路面もそこまで良くないので，実際には時速80km程度なのですが，体感では130kmぐらい出ている感じがします。

車は結構揺れるのですが，ダムヌンサドゥアック水上マーケットまでの道のりはほぼ直線なので，横揺れはなく，路面の凸凹による時々の縦揺れです。私は全然平気でした。

各ツアー参加者の人数の都合によって，ツアー内容がアップグレードしてもらえることもあるようです。私は，線路市場メークロンの参加に加えてもらえて，ちょっとお得感がありました。

ただ，事前知識がなかったので，本当に電車が走っている線路で商売しているとは思っておらず，結構焦りました。轢かれそうになっている外国人も多数いました(笑)

水上マーケットは，予想通りという感じではありましたが，一度は行っておいて良いと思います。普通に観光地として楽しめました。ココナッツアイスも100バーツぐらいだった気がしますが，人気です。手漕ぎボートも，ここまで来たなら150バーツ払って乗った方が良いと思います。

帰りは，再びカオサン通り付近で降ろしてもらい，13時過ぎに帰ってくることができました。

降車場所付近の電柱には，ツアー客のカラーシールがたくさん貼られており，アートを感じます。

以上，ジパングトラベルを利用して，MAM TOURが携行するダムヌンサドゥアック水上マーケットツアーに参加したレポートでした。

ご質問などがあれば，コメント欄でお答えいたします。